会員の紹介

2015年1月掲載

「世界に先駆けて一番面白いことをやってやる!」という気概



    

国立環境研究所
地球環境研究センター
主任研究員

白井 知子


Q. 学部・大学院での専門

化学 / 理学博士(東京大学)


Q. 過去の研究履歴(略歴など)

JAXA/EORC 開発部員
米国カリフォルニア大学アーバイン校 研究員
国立環境研究所 化学環境研究領域 任期付研究員


Q. 現在の専門分野(仕事の内容)

大気輸送モデルを用いた大気中微量成分(CO2など)の収支推定(業務として:地球環境データベースの構築・運用)


Q. この分野に入ったきっかけ

もともと環境問題に関心がありましたが、高校生の頃、成層圏オゾン層破壊についての新聞記事を読み、この問題を解決しなければ、と思ったことが直接のきっかけです


Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ

地球上で起きている現象を科学的に解明して行く面白さ。知れば知るほど奥が深いです。


Q. これまで研究(仕事)をしていて辛かったこと(解決策なども)

観測からモデルに転向した際、結果が出せるようになるまでは辛かったです。現在は、モデルを使った研究でも観測の経験が生かせることを実感しています。


Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味

現在は子供が小さい(5歳と2歳)ので、自分のために使える時間はほとんどなく、子供と過ごす時間を大切にしています。ハーブや花など植物を育て、日々の変化を観察するのも最近の楽しみです。


Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス

子供が生まれてからは基本的に残業をしないように、家に仕事を持ち帰らないようにしています。仕事に費やせる時間の絶対量が少ないので、優先順位を付けて効率良く仕事をする必要があります。無理をして体調を崩すと生活が回らなくなるので、健康第一を心がけています


Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ

研究職は、自分の知りたいことを追求できる反面、定職に就くまでの道のりが長い等の困難もあります。自分の興味と適性が一致していないこともあるので、広い視野で職業選択をすることをお薦めします。いくつかの職場で働いてみて感じるのは、「人が大事」ということ。「こんな人たちと一緒に働きたい。」と思える職場を選ぶとうまく行く気がします。


Q. 民間経験・海外経験

アメリカのプロジェクトに参加した時、「世界に先駆けて一番面白いことをやってやる!」という気概をひしひしと感じました。その中にいると身も引き締まりますし、仕事がワクワク楽しくなります。分野や所属、年齢にかかわらず、共通の興味を持っていれば、すぐに議論が始まるような環境で、研究がより進みやすく感じました。

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