会員の紹介

2018年4月掲載

キャリアアップには人との縁が大事です。人生のキーとなる人は必ず現れます。



    

プリンストン大学大気海洋学科
研究員

村上 裕之


Q. 学部・大学院での専門

気象・気候学、環境科学 / 博士(理学・筑波大学)


Q. 過去の研究履歴(略歴など)

ハワイ大学国際太平洋研究センター ポストドクトラル・フェロー
海洋研究開発機構:特任研究員: モデル開発、データ解析
地球科学技術総合推進機構 プロジェクト研究員: モデル開発、データ解析
環境情報科学センター 研究員: 現地調査、データ解析
アジア航測株式会社 環境アセスメント技術員:現地調査、データ解析


Q. 現在の専門分野(仕事の内容)

台風やハリケーンの将来変化予測を、数値シミュレーションを通じて研究しています。また、気温や降水の極端現象の予測可能性、ならびに特定の極端現象に対する人為起源によるの寄与や自然変動の寄与を解析しています。


Q. この分野に入ったきっかけ

小さい頃は宇宙工学に憧れていました。ところが、80年代後半から地球環境問題が騒がれ始めました。人間が宇宙に飛び出すことよりも、地球を救うことが人類の優先すべき課題ではないかと思い直したのが、この分野に入ったきっかけです。


Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ

1. 研究者になるとゲームを楽しめます。
    研究はゲームに似ています。謎解きがあったり、宝箱をみつけたりできます。
2. 研究者になると作家活動を楽しめます。
    読者が興味をそそられる論文ストーリーを作成でき、自己主張できます。
3. 研究者になると旅行を楽しめます。
    国内外のいろんな場所でおこなわれる会議に参加でき、自由時間には周辺探索
    も可能です。   


Q. これまで研究(仕事)をしていて辛かったこと(解決策なども)

若手の頃、モデル開発がなかなか上手くいかず、自分に研究者としての資質がないのではないかと疑いだした頃は辛かったです。自分にできることを少しずつこなしていくうちに、少しずつ自信を取り戻しました。信頼できる人に相談するのも大事です。


Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味

1日中デスクワークなので、フィットネスに通って運動するように心がけています。週末はカフェに行ったり、買い物したりして気分転換しています。ニューヨークに程近いのでヤンキースの試合を良く観に行きます。


Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス

週日はほぼ常に仕事に集中しています。週末には最低1日は休むようにしています。忙しい時は職場ではなくカフェで仕事をするなど、極力気分転換ができるようにしています。


Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ

自分のやりたいことが何なのか、自分の適職は何なのか、学生の頃は迷うのが当然だと思います。私の経験によると35歳までは比較的転職が可能かと思います。若い頃はいろいろチャレンジしてみて自分の適職を見つけてください。


Q. 民間経験・海外経験

私は民間勤務とアカデミアの両方を経験しましたが、 双方にメリットとデメリットが存在します。民間では、雇用形態は比較的安定していますが、利益を得ることが前提なので、利益がでるような結果や成果が短期間で求められます。大学・研究機関では、比較的自分のやりたい研究はでき、成果も長期間で求められますが、雇用形態が不安定です。海外と国内との違いは、海外(米国)では雇用に年齢が重視されることはありませんが、国内では雇用に年齢制限がありすぎるように思います。


Q. もっと知りたい

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