会員の紹介  ※所属・肩書きは掲載当時のものです

2019年4月掲載

“根拠のない自信”でも大丈夫



    

東京大学
先端科学技術研究センター 助教

森 正人


Q. 学部・大学院での専門

気候力学、異常気象/ 博士(地球環境科学・北海道大学)


Q. 過去の研究履歴(略歴など)

東京大学大気海洋研究所 特任研究員
東京大学大気海洋研究所 特任助教
東京大学先端科学技術研究所 助教


Q. 現在の専門分野(仕事の内容)

季節内から季節スケールの大気変動のメカニズムや、地球温暖化が大気変動(異常気象)に与える影響を調べています。最近では、北極海の海氷減少が中緯度域の異常気象に与える影響を中心に研究しています。


Q. この分野に入ったきっかけ

学部生時代に量子力学に挫折し、目で見れて肌で感じれる物理現象に興味が移りました。そんな時に、映画「ツイスター」を見たことがきっかけの一つだったかもしれません。


Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ

以下の点が研究の魅力だと思います。また、研究のモチベーションでもあります。

・自分の研究が物事の理解の前進につながること。
・自分の研究が他の研究者に認められること。
・自分の研究が社会の役に立つこと(直接でなくても)。


Q. これまで研究(仕事)をしていて辛かったこと(解決策なども)

なかなか結果が出ない時は辛いです。そんな時は、とにかくやれることを全部やるのが精神衛生上いいと思います。そうすれば「それでも結果が出ないならしょうがない」と思えます。


Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味

史跡めぐり、音楽鑑賞、読書


Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス

要領が悪くて家庭に仕事を持ち込んでしまうことが多いので、いつも家族には迷惑をかけています。でも仕事を忘れたい時もあって、そんな休日はあえてメールを見ないで過ごすようにしています。


Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ

私がこれまで辿って来た道を振り返ると、いつも「なんとかなるんじゃないか?」といった“根拠のない自信”のようなものに支えられてきたような気がします。もし自分の能力を冷静に客観視できていれば、研究者の道を選択しなかったかもしれません。しかし“根拠のない自信”によって少しだけ背伸びをすることが、結果的に自分を成長させ、その繰り返しが今の自分を作ったような気がします。「自分にも研究できるんじゃないか?」「自分も研究者になれるんじゃないか?」と、少しでも思えたあなた!先ずは少しだけ背伸びをしてチャレンジしてみてはいかがでしょう?


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